2021年9月27日月曜日

それぞれの分野で

こんにちは。
機能訓練を担当している柴田です。

今回は最近気になっているCMについて。


弊社は障害福祉サービスで障がい者の支援を専門に行なっている事業者です。
でも、そんなことを関係なく、多くの企業が、それぞれの専門分野で障がい者の支援をすることはできる。
言われれば当たり前なのかもしれないけど、素敵なことで、それを気づかせてくれる素敵なCMだと思います。

また、リハビリの専門職としては、なかなか気の回らない点を指摘されている少し耳に痛いCMでもあります><。

是非、多くの方にみてもらい支援の輪を広げられたら嬉しいです。

2021年9月24日金曜日

デジタル技術も活用して

こんにちわ。
機能訓練を担当している柴田です。

今回は久々の活動報告です。

弊社では高次脳機能障害の方を多く支援させていただいております。
高次脳機能障害の方は一般的な機能訓練だけでは社会復帰への支援は不十分です。
弊社では限られたソースを使用し、しっかりとした支援を行えるように、高次脳機能障害の方への評価、訓練プラグラムが提供できるパソコンソフトを導入いたしました。

今までは理学療法士と作業療法士が評価し、それを文章で評価として利用者の方へフィードバックしていましたが、これからは数値やグラフ化し、視覚化してフィードバックすることが可能となりました。
また、同ソフトは、それぞれの苦手分野から課題を選ぶことも可能ですので、評価後に苦手と判断された課題のみを集中的に訓練することも可能となっています。

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

2021年9月21日火曜日

レジ袋有料化からバリアフリーを考えてみた

みなさん、こんにちわ。
機能訓練を担当している柴田です。

今回も少し、コラム的な内容をアップしたいと思います。

今回のテーマは、ズバリ「コンビニなどのレジ袋」です!!
だいぶ前に、元総理大臣の息子様の主導で有料化されたあれです。
有料化自体は、サスティナブルやらなんやらで仕方ないことだととは思いますが、それによる意外と見落とされがちなデメリットを伝えたいと思います。
これは、私も意外でした。

きっかけは、利用者の一言。

「レジ袋が有料化になって、買い物が困難になった」。

正直、言われてすぐには意味がわかりませんでした。
よくよく聞くと、その方は脳卒中で半身麻痺となった方ですが、買い物はわざとコンビニなどで済ますことが多かったとのこと。
その理由が、レジ袋有料化前のコンピにだと、商品をレジ袋に入れるまで店員が行ってくれたとのこと。
確かに、半身麻痺の状態で、片方杖を付き移動した人が、片手で商品を袋詰めするのは難しいな、と思いました。
それが、有料化になり、エコバックを持っていくと自分でバックに入れてくれと言われてしまうとのこと。
最近は新型コロナの影響で店員とお客さんの接触を減らすようにしているのでなおさらとのこと。


その後、作業療法士とも相談し、自分たちでなんとかできないかと思いましたが、安全などを考えるとなかなか難しい。
その後も、明確の答えは出ず、いまだに試行錯誤をしております。

環境問題と障害福祉、どちらが大切なんて議論はナンセンスです。
どちらも大切に決まってます。
でも、こういった些細な問題で生活が困ってしまう方もいることも多くの人に知ってもらいたいと思います。


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弊社の自立訓練では、多くの障がい者の社会復帰を支援するため、理学療法士、作業療法士、看護師が中心となって日々試行錯誤をしながら活動しております。

お困りの方がいましたら、お気軽にご相談ください。

2021年9月10日金曜日

バリアフリーについて考えてみた

こんにちは。
機能訓練担当の柴田です。
blogの更新が進まなかった間に、梅雨から初夏、そして秋へと移ってしまいました(焦)。
心機一転、定期的に情報を発信していきますので、よろしくお願いします。

今回のテーマはズバリ「坂道」です。


以前、利用者のに生活で困っていることはないかを聞いたところ、「元気になって散歩に出れるようになったけど、坂道が怖いんです」とのこと。
その方は、自宅からの道でかなりの急坂を通らないと大通りにアクセスができない地域にお住まいでした。

我々セラピストは、学生自体、バリアフリーや生活環境などを考える授業で、「スロープを考える際は車椅子なども考慮し、1/12の傾斜(角度で言うと約5°)を基準に考えろ」と教わります。しかし、その実、家屋回収などでスロープを考える場合、この傾斜で納めることなどほぼ不可能なことがほとんどです。
実際は、介助者がいれば1/8程度の傾斜でも何とかなるのはなるんですが…。
とまあ、環境を人工的に作る家ですらこの感じです。
ましてや、元々の地形に即して道路を引いた公道などは、片麻痺などの障がい者が自走することはほぼ考えられてないのではないかと思いました。
それに加えて、超高齢社会が叫ばれて久しい昨今、シルバーカーなどで散歩にでる高齢者の方々もたくさんいますが、これも非常に危険ではないかと。
あとは、車椅子の自走ですね。
知らない方もいるかもしれませんが、介助下で車椅子が坂道を下る際は、下記の図のように原則後進でいくのが基本です。
でも、自走の場合はどうでしょう?
おそらく後進で進むのは無理でしょうし、危険です。
そうなると、今回相談があったような坂に囲まれたお家に住んでいる方はそれだけで外出が困難となってしまいます。

と言うように、まだまだ私たちの周りには障がい者の方々に対して過酷な環境が多いのが現状です。
今まではある意味、仕方なかったかもしれません。多くの道路が引かれた時、バリアフリーや車椅子の方々が自走することなど想定して設計はされていませんので。
これは、良い悪いという話ではないですが、せっかく東京パラリンピックが終わり、障がい者の方々へ目が向いている今だからこそ、我々リハビリテーション専門職を初め、多くの方はただ単に「バリアフリーが〜」と騒ぐのではなく、もっともっと身近な具体的なことに目を向けるべきなのだと思います。

PS
今回の利用者様からの訴えについては、完璧とは行かないですが、対策を考え訓練として対応を行なっております。
その内容は、本人の許可がおりればアップしたいと思います。

2021年9月8日水曜日

可愛いモノは正義です

こんばんは。
機能訓練を担当している柴田です。

今回は、いつもと投稿内容の趣を変えてみます。

弊社に作業療法士が在籍していることは以前お話しましたが、作業療法士が中心となり新たな作業活動を始めることになりました。

第一弾は、「つまみ細工」。
最近通所を始めて頂いたご利用者様が手先が器用で、興味があるだろうという事で初めて見ました。

理学療法士の自分では、おそらく作れないであろう、可愛いお花ができました。
スタッフはじめ、利用者からも「可愛い」と大好評でした^^。
まさに、可愛いモノは正義ですね。

弊社の自立訓練では、既存の訓練以外にも余暇活動で出来ることやストレス解消になるような訓練や課題も提供して支援を行っております。

ご興味のある方は、是非お問い合わせください。

年度末に