2021年10月20日水曜日

就労までを考える 2021年秋

こんにちは。
機能訓練担当の柴田です。

今回のテーマは、機能訓練から就労への移行についてです。
弊社の機能訓練を利用してくださっている皆差は、最終的に就労をしての社会参加、社会復帰を目指しております。
そのため、どのような仕事内容が行えるのか、また環境設定をすることで別の仕事が行えるのではないか、などを日々利用者様と検討しております。

今回の利用者様、ダボ入れに挑戦して頂きました。


タボとは、カラーボックスなどで板を固定するために使う金具です。
それを決められた個数、袋詰めにする作業となります。
この作業は、非常に集中力と根気を要します。
今回挑戦された利用者様は、上肢が不自由なため、タボをつかむことや、袋詰めした後に移動させる動作などに困難さが見られていましたが、作業療法士と共に作業の実施方法や環境設定を行うことで、最初に比べ円滑に作業を行うことが可能となっていました。
連続で45分、作業を行った後は、さすがに疲れた表情をされていましたが、その表情は充実感にあふれている様に感じられました。


この様に、弊社の機能訓練は、標準訓練期間をただ運動訓練を行って終えるのではなく、具体的な社会復帰までを総合的に支援させて頂きております。

ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。


2021年10月13日水曜日

日々アップデート

こんにちは。
機能訓練を担当してます柴田です。

今回は、スタッフの活動を紹介します。
弊社機能訓練は、理学療法士、作業療法士、看護師と3名の宥国家資格者が勤務しております。
それぞれのスタッフは、各々の専門性を活かした支援を利用者に提供しております。
そして、医療・介護・福祉の分野、社会とも日進月歩で目まぐるしく変化していく中で、各スタッフも日々、利用者に有益な情報を得ようと精力的に活動しております。

先日は、弊社作業療法士が茨城新聞のコラム記事に目を止めました。


内容は「高次脳機能障害者」についてでした。
その記事を読んだ後に、さっそく紹介されていた書籍を取り寄せ勉強していました。

取り寄せた書籍です。参考までに。

書籍は、実際に高次脳機能障害者の体験談をもとに書かれた者です。
私たちも、学校や研修会などで高次脳機能障害については学びますが、それはあくまで「学術的にわかっていること」だけです。
実際に障害で苦しんでいる方がどのように思っているかという視点は、新たな発見や支援の方法を見つけ出すきっかけになると、本を読んだ作業療法士が語っていたのが印象的でした。

この様に、弊社のスタッフや上記の3名以外にも、日々知識をアップデートし、利用者に対しより良い支援が行えるよう精力的に活動しております。

年度末に