2021年9月21日火曜日

レジ袋有料化からバリアフリーを考えてみた

みなさん、こんにちわ。
機能訓練を担当している柴田です。

今回も少し、コラム的な内容をアップしたいと思います。

今回のテーマは、ズバリ「コンビニなどのレジ袋」です!!
だいぶ前に、元総理大臣の息子様の主導で有料化されたあれです。
有料化自体は、サスティナブルやらなんやらで仕方ないことだととは思いますが、それによる意外と見落とされがちなデメリットを伝えたいと思います。
これは、私も意外でした。

きっかけは、利用者の一言。

「レジ袋が有料化になって、買い物が困難になった」。

正直、言われてすぐには意味がわかりませんでした。
よくよく聞くと、その方は脳卒中で半身麻痺となった方ですが、買い物はわざとコンビニなどで済ますことが多かったとのこと。
その理由が、レジ袋有料化前のコンピにだと、商品をレジ袋に入れるまで店員が行ってくれたとのこと。
確かに、半身麻痺の状態で、片方杖を付き移動した人が、片手で商品を袋詰めするのは難しいな、と思いました。
それが、有料化になり、エコバックを持っていくと自分でバックに入れてくれと言われてしまうとのこと。
最近は新型コロナの影響で店員とお客さんの接触を減らすようにしているのでなおさらとのこと。


その後、作業療法士とも相談し、自分たちでなんとかできないかと思いましたが、安全などを考えるとなかなか難しい。
その後も、明確の答えは出ず、いまだに試行錯誤をしております。

環境問題と障害福祉、どちらが大切なんて議論はナンセンスです。
どちらも大切に決まってます。
でも、こういった些細な問題で生活が困ってしまう方もいることも多くの人に知ってもらいたいと思います。


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弊社の自立訓練では、多くの障がい者の社会復帰を支援するため、理学療法士、作業療法士、看護師が中心となって日々試行錯誤をしながら活動しております。

お困りの方がいましたら、お気軽にご相談ください。

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