日々、機能訓練を行っていると、ご利用者様のユニークな視点に我々スタッフがハッとなるなってしまうこともあります。
先日のこと。
全身麻痺の方の食事訓練を作業療法士が行っていたところ、意外な一言がご利用者から上がりました。
内容は、「透明なプラスチックの茶碗とかってないのかな?」
それを聞いた作業療法士は、何に使うかを聞いたところ、「手指の感覚が鈍いから、食器を持っていたも平行なのかがよく分からない。透明であれば、食材や液体の傾きで平行かこぼれそうなのかの判断が出来るかと思って…」
意外でかつ納得の訴えで、作業療法士をはじめスタッフみんなが目が点となりました。
ご利用者様が一方的に成長する場ではなく、スタッフも一緒に成長していける施設。
そんな素敵な場所にできるよう、頑張っていきたいと思います。
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